
そして、そのとき頼んだのが、左上のモヒートと、名物のカレー。実は、これは超レア。手前が熟成、奥が仕込んだばかりという、老若あいがけカレーです!
たまたま、カレーの残りが1人分だけあって、マスターが翌日の分を仕込んだ日に、我々2人がお邪魔して注文した、というわけ。
この 「鶏もも肉と野菜のスパイシーカレー」、味は “甘くて辛くて深みがある” 今まで食べたことのない感じ。まろやかな甘み、濃厚なコクと旨みを感じた直後にピリッと辛さが来て味を引き締める、という、初めて口にする味でした。
甘みを強く感じるので、辛いのが苦手な私もドンドン食べられましたが、最終的には、モヒートに加えて水も2杯(酔ってたのもあって)貰いました。自分には、けっこう辛く感じました。
友人のお勧めは “熟女” の方で 「コレを食わなきゃラビアンじゃない。あって良かった」 との言。私も、味がなじんでコクを感じる熟成の方が好みでしたね。マスターは 「若いコもいいと思うけどな~」 とのこと。若い方はサッパリ、スッキリとした感じで、暑くなるこれからの季節には、こちらの方が合うのかも。どちらも、マスターが何年も何年もかけて研究しつくした完成形、というだけあって美味しゅうございました。
このカレー は、昼も夜も “よく出る” とのこと。我々のような、夜の “締めカレー” 組も多く、他の飲み屋のママさんとかが、店を閉めた後にカレーだけ食べに来ることも多いとか。
なお、「羅昆庵」 は、他にスパゲティや冷やし中華(!)も人気とのこと。マスターも、お客さんが喜んでくれるのは嬉しいけれど 「もう、ウチ食べ物屋かよ~」 とコボしておりましたね(;^_^A
まあ、旨いから仕方ないね!
しかし、この店の前は、中学高校時代から何度も通っていましたが、入ったのはこの日が初めて。喫茶店だというのも、入ってから始めて知りました。だって、飲み屋街の、それも2Fにあるんだもん。名前も 「羅昆庵」 なんていうぁゃιぃ
この日、マスターから伺った話で面白かったのは、この店のお客の最長滞在記録のこと。その人は昼ごろに来て、次の日の朝方まで居たんだとか! まあ本当に、コジンマリして気取らない感じで、漫画も一杯あって、居心地が良さそうな店でした。
この日流れてたのは Wishbone Ash だったかな。古い洋楽には詳しい方だと思っていた私ですが、1970年代のブリティッシュ・ロックは守備範囲外で、マスターが色々言ってくれたバンド名、全部知りませんでした。
駐車場はないし、実家から歩くにはチト距離がありますけど、今度は昼間の時間にお邪魔し、コーヒーも頂いてみたいですね。
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